…… 小学校の国語の授業を考える ……
10月30日に予定されていた 第138回 国語教壇修養会 は、コロナ感染状況の改善が見通せなくなったので中止することとしました。
今回は、芦田恵之助先生没後70年(1951年12月7日逝去)になります。また、鈴木佑治先生53回忌記念する大会でしたので、来年度に引き継いでいこうと考えています。
多くの方のご支援・ご協力をいただき、どの子も育つ国語指導について公開授業(国語教壇修養会)を通して共の学びを深めたいと考えています。
準備会で、「どの子も育てるという芦田先生の児童観・教育観が、芦田教式には具体的に示されている」ことを確認しました。
読みの指導(七変化の教式)の中心に視写活動(四かく)が組まれています。
視写活動の意義について第13週でも触れましたが、書くことに集中することで螺旋的向上への準備ができます。
視写した板書をみなで黙読し、その後音読してから中身の検討に入るのでどの子もスタートを揃えることができ、共に学ぶことができます。
力の弱いといわれている子も板書(視写)とをもとにして話し合うのでさっと手が上がることも多くなります。
また力のある子は、より深く読み取るようになります。
指導する教師も焦点化した授業を展開することができ、子どもとに共に学ぶ喜びを感じることが多くなります。
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