今月(今週)の話題

今月(今週)の話題

9月の話題 2

横一線の板書例〈2〉  前の週に続き、横一線の工夫した板書例を取り上げます。  『スイミー』(2年光村)の板書です。上段の数字は全文を6つに区画し、区画番号を表しています。指導者から、「スイミーと海にいる生き物の名前を...
今月(今週)の話題

9月の話題 1

一線の工夫〈1〉  今年の3月には七変化の教式「三よむ」「四かく」について書きました。 9月も「三よむ」「四かく」の話を続けます。 教式における第一次指導の板書では必ず横一線を引きます。芦田先生が教壇を踏む中で考案され、昭和8年に授...
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8月の話題 4

  教壇の工夫(問) … 助松先生・米澤先生のお話 …  教壇の工夫が子どもを育てます。教材の中に子どもが溶け込んでいくといいましょうか、子どもの中に教材が溶け込んでいくといいましょうか。教材と子どもが一つになっていく工夫をするとこ...
今月(今週)の話題

8月の話題 3

体  当  た  り… 米澤先生のお話から …  入門期は、勉強しようと張り切って入学してきた子どもたちにとって、その後の方向を決定づけるといって過言ではありません。第84回修養会(守口市 橋波小学校)の筆録集に米澤先生の「体当たり...
今月(今週)の話題

8月の話題 2

授業の中で子どもが育つ教式  人を育てるには優しさと厳しさがいります。優しくすることは易しく、厳しくすることは難しいのは誰もが知るところです。特に今は率直に本音で語ることが難しくなっています。本人はそれで良いかも知れませんが、未来を...
今月(今週)の話題

8月の話題 1

マスいっぱいに、ゆっくり、濃い字で  この頃では小学校でもずいぶんIT化が進み、低学年からタブレットを使って授業するようです。世の流れに逆らうことはできませんが、孫(小6、小2)を見ているとこれで良いのだろうかとしばし考えます。 い...
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7月の話題 4

言葉を疑う人  これは、谷川俊太郎さんへの追悼文のタイトルです。(『生きる言葉』俵万智著 新潮新書) そもそも言葉と世界とは、一対一で対応していないし、絶対的にズレがある。そのことを呑気に忘れて、私たちは何かを書いたつもりになってい...
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7月の話題 3

もう本を読むなんて、絶対無理でしょ。          私たちは、「文章の心を読むこと」を目指して授業します。 俵万智さんの『生きる言葉』新潮新書を読んでいて面白いことに気づきました。 それは、「生活に落とす」という教えです。 入院...
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7月の話題 2

ので、から文  『助詞・助動詞の辞典』を読んで、長年の疑問が解けた。それは、2・3年生の作文の「ので、から文」についてである。 「ので、から文」というのは、「ので、から」を使って文を続けるところから出た言葉で、そんな作品に朱を入れる...
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7月の話題 1

よかったね。  いずみ会の教壇修養会では、 「『よかったね。』の中に、喜んでいる気持ちが強く出ている字があるが、どれか分かるか?」など丁寧な語感の扱いをする教壇に出会います。 「よかったね。」だけ抜き出したのでは、いろいろな感じ方...