12月の話題 5

学びの基礎・基本を考える 5

 これまでは、学びの基礎について考えてみました。それは、「人として育つ」ということはどういうことか、を考えることでもありました。

 いずみ会では、次のようなことを毎時間行っています。

・ 読んでみました。読んでみた人、手を挙げてごらんなさい。
 (授業の最初に問いかける言葉 読んできたかではない)
・ 面白かったでしょう。
 (担任の感想を一言で伝える)
 (今日、お勉強するともっと面白くなるからねと、期待をもたせる)
・ 読んでなかった人も、心配いらないよ。読む人の声をしっかり聴くと分かるからね。
 (不安の解消…前向きな生き方)
・ 読む人は、大きな声でゆっくり読んでください。
 (発声法の基礎・読めない子への配慮)
・ 聞く人は、本を立て持ち、腰を立てて、静かに聴きましょう。
 (読み手への配慮と集中力を高める身構え心構えを示す)
・ 読んでくれた人の労をねぎらい、聞いていた者の態度をほめる。
 (代表として読む意欲と聞く者の態度を育てる) 
・ マスいっぱいの大きな字で鉛筆の色を出して書きましょう。
 (7、8分の時間を確保し、書けるところまでよい。間違いは見え消しでよい)
 (この時間は鉛筆の音しか聞こえない状況になる)
 (集中力も高まり、次の板書を活用した授業の充実につながる)
・ 教師は板書後机間指導し、学級全体のよい点を話して聞かせる。
 (早く書き終った子が、静かに待っていることも含める)
・ 板書をこの鞭の動きに合わせて黙って読みましょう。
 (よかったね。)
・ 今度は、声を揃えて元気に読みます。
 (代表として席順に音読する訓練で、4年生までは続ける。5・6年は順繰り読み)

 私は、学びの基礎・基本を
・ 自分で自分を育てるのだということに気づかせること
・ 精一杯の取り組みをすること
・ 集中の仕方とその心地よさを体得すること
と整理しました。
       東京  T.K