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今月(今週)の話題

2月の話題 3

「七変化の教式」との出合い            特に国語の指導で悩んでいた二十代後半に、お世話になっていた教頭先生の紹介で、「七変化の教式」(いずみ会)の授業を参観することができました。この研究会では、3日間続きで、各学年の第1次...
今月(今週)の話題

2月の話題 2

 国語の指導方法を求めて               参観した国語の研究授業では、先生が子どもたちの発言を黒板に流れるように書かれます。黒板には、読み深まりが纏められていきます。デジタル機器も登場します。 教室を見回すと、前日までの...
今月(今週)の話題

2月の話題 1

私の新任時代  私は、小さい頃から憧れていた小学校の教師になり、元気いっぱいの子どもたちとの生活は楽しくてなりませんでした。勤め始めて3~4年間は子どもたちに体当たりの毎日で、無我夢中でした。勤務校では、国語の授業研究が活発に行われ...
今月(今週)の話題

1月の話題 4

教式は全てに通じている   その道の一流と言われる方々の話を聞くと、必ず教式に通じる点があります。(1)「型は心である」…… 12世市川団十郎氏 基本となる型を徹底してたたきこみ、そこから自分なりの表現を生み出すのだと語られました。...
今月(今週)の話題

1月の話題 3

みんなちがって みんないい  表題は童謡詩人金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴」の一節です。みすゞさんは山口県長門市の生まれです。大正末期から昭和初期に活躍しました。西条八十に認められましたが、26歳で亡くなりました。約500編の詩は埋...
今月(今週)の話題

1月の話題 2

分け入っても、分け入っても……  標題は漂泊の俳人と呼ばれる、種田山頭火の句からとりました。 分け入っても 分け入っても 青い山この句は、若い時から心に刻まれているのですが、教式を学び始めてから、特に大切にしています。 山頭火は山口...
今月(今週)の話題

1月の話題 1

年 の 始 め に     新あらたしき年の始めの初春はつはるの          今日降る雪のいや重しけ吉事よごと  大伴家持 万葉集の最終歌です。大伴氏は天忍日命を祖とし代々天皇を守ってきた名家です。しかし、時代の流れと共に政権...
今月(今週)の話題

12月の話題 5

芦田教式(七変化の教式)入門講座 5  二とくは、印象の残ったことを整理するのですが、子どもたちは話の展開の順に扱うと印象が薄れていくようです。頭が働かなくなると鈴木佑治先生は教えてくださいました。そこで私は、扱う絵の順序を変えたり...
今月(今週)の話題

12月の話題 4

芦田教式(七変化の教式)入門講座 4  1時間目は、概観の指導でした。おおよその地図を描ければよいのです。新出漢字の指導や難語句の指導をしてからでなくては、内容が読めないのではないかと危惧される方がおられますが、それは、子どもの力を...
今月(今週)の話題

12月の話題 3

芦田教式(七変化の教式)入門講座 3  1時間目の二とくは、読後感の感想(印象の強いところ)を整理する時間です。印象の強いところを整理するのですからさし絵を使うのが、子どもの心情に合っています。絵に動きが出るような問い方をすることも...