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今月(今週)の話題

3月の話題 2

精いっぱいの字を書く ② 精いっぱいの字を書く。 芦田教式の板書はその文字の美しさに目を奪われます。先達の板書の美しさは今も目に焼き付いています。芦田先生のお名前すら知らなかった私でしたが、二度目の修養会に参加した時から(20代後半...
今月(今週)の話題

3月の話題 1

書くとは手で読むことである  昨年は七変化の教式の「一よむ」(2月)「二とく」(8月)を取り上げました。今年は「三よむ」「四かく」について話を続けることにしました。 ① 書くとは手で読むことである。 「三よむ」「四かく」は同時に学習...
今月(今週)の話題

2月の話題 4

教式の良さ  4月、子どもも保護者も新しい環境に大きな期待と多少の不安をもって、小学校に入学してきます。学校生活を楽しく送りたい、勉強頑張りたいなど、一人ひとりが希望をもっているのです。このときにこそ、教式が活きると私は思っています...
今月(今週)の話題

2月の話題 3

修養会に参加して  いずみ会では教壇修養会があり、実際に授業を見て学ぶ機会があります。毎月の研修会で学んできたことを自分の目で見ることは教式を学ぶ上でとても貴重な時間です。 授業を拝見すると、一番に「学ぶことへの意欲につながる教室の...
今月(今週)の話題

2月の話題 2

躾は学習の中で  教式は、国語の授業の型ではありますが、他教科はもちろん、全ての学校生活において活かすことができます。  入門期の教式の中に、「躾は学習の中で」という話があります。学習しながら必要に応じて好ましい行動を教え習慣...
今月(今週)の話題

2月の話題 1

教式に出会って  私は、教式に出会うまで国語の授業をどうやって進めるか、迷うことばかりでした。子ども達が分かることや楽しいことまで考えることはできませんでした。教式に出会って、1時間で読み声が大きく変わることに驚き、学んでいこうと思...
今月(今週)の話題

1月の話題 4

観阿弥と先達の姿  世阿弥の父観阿弥は、1384年5月、52歳で死去しました。その月の初めに、駿河の浅間神社で法楽を行い、人々に大きな感動を与えたのです。その頃の観阿弥は、大部分の演目を若い人に任せていました。「これ、誠に得たりし花...
今月(今週)の話題

1月の話題 3

風姿花伝第三 問答条々 上手は下手の手本  「上手は下手の手本。下手は上手の手本なりと工夫すべし。下手の良き所を取りて、上手の物数ものかずに入るる事。無上の至極の理ことわりなり。人のわろき所を見るだにも、我が手本なり。況いわんや、良...
今月(今週)の話題

1月の話題 2

風姿花伝第三 問答条々 座敷を見て、吉凶を豫かねて知る  「座敷の競きほひ・後おくれを考えてみる事。その道に長ぜざらん人は左右そうなく知るまじきなり。」 川﨑先生が感想として次のように話されました。 「教式の授業と同じだと思った。初...
今月(今週)の話題

1月の話題 1

風姿花伝と教式  読書会で「風姿花伝」を読みました。世阿弥が父親観阿弥から伝えられたことを、そっくり子孫に伝えようと並々ならぬ情熱をこめてまとめたものです。難しそうですが、教式の道に通じる所が多くあり考えさせられます。  風姿花伝第...