修養会に参加して
いずみ会では教壇修養会があり、実際に授業を見て学ぶ機会があります。毎月の研修会で学んできたことを自分の目で見ることは教式を学ぶ上でとても貴重な時間です。
授業を拝見すると、一番に「学ぶことへの意欲につながる教室の空気」を感じました。「教師の穏やかな中に凜とした姿勢と、その姿に子ども達が気を引き締め授業に集中していく様子」を目の当たりにしました。
授業の中では、子ども達への問いかけ、眼差し、所作、板書など、筆録には載らない部分を学ぶことができました。
作文の授業では「教師はたくあん石になれ」と言われ、何もしないで教卓の隣に立っていることになっています。子ども達が書く様子をあたたかく見守るということなのですが、子ども達が書いているときの師の表情や姿勢が子ども達の作文への意欲や集中力を引き出していることを感じました。
自分の目で見て学べる修養会は、私にとって職場に戻ったときに学んだことを実践していこうという意欲につながる大事な会です。毎回新しい学びを得ることができることに、感謝しています。
東京 T.I
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