…… 小学校の国語の授業を考える ……
自然のかくし絵(東書3年上)の授業
5月11日(火)から14日(金)までの4日間、宮城県内の小学校で、
1日1時間ずつ計4時間、「自然のかくし絵」の授業をさせていただきます。
貴重な機会を与えていただいた校長先生はじめ先生方に感謝申し上げます。
この教材は、平成30年7月に大阪の城星学園小学校で開催された
第136回国語教壇修養会で、2時間、授業をさせていただきました。
そのときは、「保護色」の取扱いについて課題が残りました。
同じ教材を与えていただきましたので、
前回の授業を振り返りながら考え直してみようと思いました。
いつものように全文を視写しました。
今回は、音読を録音し、繰り返し聞きました。
さらに、一文視写しては気付いたことや感想をメモするということをしてみました。
その上で、前回の筆録は見ないようにして、立案に入りました。
題目の「自然のかくし絵」は、「自然」と「かくし絵」に分けることができます。
できるだけ具体的に扱うためには、
教材文にある言葉をもとに発問を組み立てたいと考え、
「自然というが、何が出てきたか」という問いと、
「かくし絵に隠れているものは何か」という流れにしようと思いました。
そのあとの立案に困難を感じたので、
前回の筆録と感想文を読みました。
題目の扱いは同じような流れでした。
「保護色」の扱いをどう具体化するかを考えながら立案するなかで、
「自然のかくし絵」の「絵」で大切なものは、「色」であることに気が付きました。
この「かくし絵」で大事なことは、絵がうまいということではなく、「色」の使い方にあると気付いたのです。
「色」こそが、昆虫の命に関わる問題でした。
授業がどのようになるか、精一杯やってみたいと思います。
次週以降、具体的な報告をしたいと思います。 (宮城の会員 MK 投稿) 日程等はこちらへ
とあるが、ファイルが見つからないという
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