「四かく」を考える
「四かく」は、「二とく」の「○手引き」に従って、児童はノートに、教師は黒板に書く。
そのとき書くのは、手引きの結晶としての言葉や文章である。自分が選んだ言葉や文章を、
信念を持って書く時間である。単に作業として書き写しているのではない。
○ 頭を働かせて信念を持って書くときは、視写も異常な力を発揮する。
○ 書く文字は、教師も子どもも一点一画おろそかにしてはならない。
書くこと自体にも、大きな意義がある。
ゆっくり、ますいっぱいの大きな字で、鉛筆の色が出るように書かせたい。
児童がノートに書くことと、教師が黒板に書くことは、共に修行している時間である。
それぞれが、精一杯の字で書くことが大切である。
宮城 M.K