今月(今週)の話題

今月(今週)の話題

8月の話題 4

芦田恵之助先生のお言葉 ④  7月の第139回国語教壇修養会に、芦田先生のご高弟・沖垣寛先生のご次男である沖垣達先生がご参加くださいました。91歳とは思えない、背筋のピンと伸びた若若しい紳士でした。 上の言葉の書かれた沖垣家...
今月(今週)の話題

8月の話題 3

芦田恵之助先生のお言葉 ③  6月のいずみ会リモート研修会で、本著書の付記「『随意選題』のゆくえ」が取り上げられました。 私は、初めてこの著書を読みました。芦田先生の作文教育における第一義について示唆を受けることができました...
今月(今週)の話題

8月の話題 2

芦田恵之助先生のお言葉 ②  芦田恵之助先生が、七変化の教式の目標に掲げられた              「我が国の地上一ミリの改造」を目指す言葉です。「小学教育者」への強いお言葉に、強い祈念に、私はただただ心動かされます...
今月(今週)の話題

8月の話題 1

贈 り 物  第90回国語教壇修養会に参加した時、いずみ会会長であった山本忠壮先生に、筆録集の裏表紙に書いていただいた言葉です。山本先生にボールペンを手渡すや否や、さらさらとこの言葉を書いてくださいました。 * 山本会長の地...
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7月の話題 4

30年後の出会い  5年の担任をした1年間、作文の授業に取り組み、一年の最後に感想を書いてもらいました。「前は、家に持って帰って泣きながら書いた。」「嫌だったけど楽しくなった。」等々、教式の力を思いました。 それから30年後、当時担...
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7月の話題 3

肚を決める~ 川﨑吉郎先生のお話から ~  新採3年目に川﨑先生と一緒に勤めていた学校を会場に、郡教育研究大会がありました。郡内20余りの小学校から多くの先生方が来られます。川﨑先生は、3年生の作文・批正の授業をされました。 慰労の...
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7月の話題 2

どの子も育つ(順繰り読み)2  2年生を担任した時、大阪からA児(女)が転入しました。大阪弁で育ったA児にとって、歯切れ良く語調の強い浜田の言葉(石見弁)には抵抗があったと思います。元来大人しく内気な子どものようでしたから、新しい土...
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7月の話題 1

どの子も育つ  一 よむ(順繰り読み)1~ 助松太三先生のお話から ~  私が初めて助松先生にお会いしたのは、杉並区立桃井第一小学校で開かれた夏の修養会(第70回国語教壇修養会 昭和50年8月4~7日)でした。その時の校長先生です。...
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6月の話題 5

前指導部長 安達孝之介先生の最期のご指導 最 後 に 一 言   「心から納得して、じっくり読む」ということが、世の中からなくなっていくように思います。 テストに答えられるとよいと、それが教育の目標となっていないでしょうか。一...
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6月の話題 4

「今度作文いつ書く?」  教式に出会う前は、作文は行事だけ書いていました。運動会、遠足、学芸会…。書かせたものを何度も書き直させ、清書するようにしていました。3回目くらいから子ども達から「またあ?」と言う声が出るようになりました。私...