6月の話題 1

芦田教式に学び 出前授業を続けて 1

 私は、65歳から出前授業を始めました。芦田先生の教えに沿っての授業を続けて350回を超えるところまで来ました。児童の礼状(感想)を送ってくれる学級もありました。その感想文を基にして教式について考えてみます。
 今回は、谷川俊太郎さんの詩「生きる」の感想文を選びました。

 詩の授業は、1時間で行います。「二とく」の手引きから第二次指導に移ります。詩の場合は、全文を視写します。しかし、この詩は、5連で長い詩なので2時間扱いにしました。1・2連を1時間目に扱い、残りを2時間目に学びました。最終目標は、暗唱です。
 この感想を読むと、授業に集中していることが分かります。また、心に響く授業だったのではないかと思います。素直に教式に従って授業を進めとこんな出会いもあるのです。