6月の話題 2

芦田教式に学び 出前授業を続けて 2

  立松和平さんの「海のいのち」です。東書を使っている学校での国語教壇修養会での感想文です。会では、感想文を書いてもらうことはないのですが、その時には、お願いをして書いて送ってもらいました。その感想文を使って作文の批正を通信で行ったように思います。
 三重丸は、読んだ回数。誤字訂正は、印と目の付け所を示すだけにしてあります。普段の作文指導でもそのようにします。赤ペンはできるだけ入れないようにします。現状肯定が大切なのです。全体指導の中で学級の傾向に応じて、計画的に記述上の課題を提示し、自ら読み直して修正しようという態度を育てます。
 6年生でも挿絵を使うことの効果を示しています。教式での指導では、挿絵を大事に扱うように勧めています。ただ、工夫がないと子どもにそっぽを向かれます。