批正の授業 「優良文朗読」「批正文聴写・細評」
○ 優良文は、「旅行」、「イベント」、「身近な話題」から一つずつ選んだ。
○ 優良文朗読は、2~3編ぐらいが適当です。これを全員が聴くことによって、作文の力は向上
するものです。読み終わったあとに、くどくど話をしたり、「どこがよかったか」などと感想を
尋ねたりしないことです。友の読むのを真剣に聴く、朗読する者は心を込めて読む、それだけで
いいのです。(笠原昭司先生)
○ 朗読した3人の児童は、作文を大きな声でしっかり読んだ。聴いていた子どもたちは、友だち
が読み終わる度に、温かい拍手を送っていた。よい学級が育っていると思った。
| たのしかったばんぱく 2年 ○○○ ○○ わたしは、夏休みにばんぱくに行きました。わたしが一ばんたのしかったばしょは、ポーランドです。なぜかというと、うごくほうきがおもしろかったからです。うごくほうきは、リズムをかなでてカサカサなってほうきがダンスをしているみたいでおもしろかったです。そしてさいごにおみやげやさんで、ばんぱくのキャラクターのミャクミャクのぬいぐるみを買いました。さいごにミャクミャクといっしょにしゃしんをとりました。たのしいばんぱくでした。 |
| かんこく すっぱかったキムチ 2年 ○○ ○○○○○ ぼくはおばあちゃんと一っしょにかんこくへいきました。 そのよるものすごくからいなべをたべました。 キムチもありました。たしかキムチはもっとからいはず、そう思っておそるおそる食べてみると、ものすごくすっぱくて、思わず「すっぱ。」といってしまいました。 そのあとはキムチをバクぐいしました。キムチがおいしかったのかじぶんでもわからなかったです。 またかんこくへいきたいです。 |
| ひさしぶりのきゅう食 2年 ○○ ○○○ わたしは、きのう食べたきゅう食が、ひさしぶりだったのでおかわりをしました。わたしがいちばんひさしぶりだと思ったのは学校のぎゅうにゅうです。なぜかというと、ぎゅうにゅうパックのつぶしかたを、わすれるほどひさしぶりだったのです。またみんなとたのしく、おいしくきゅう食をたべたいです。 |
○ 批正文は、「身近な話題」から選んだ。この授業のはじめの「総評」で、家族や従兄弟への心
が作文によく出ていたという話をした。その一例に相応しいものを批正文に取り上げた。
| つめたいかきごおり 2年 ○○○ ○○ わたしは、夏休みにかきごおりを食べました。 こおりをけずって、シロップもかけました。シロップのあじは、メロンです。見ただけで、おいしそうでした。妹も、かきごおりを食べました。妹のシロップのあじは、いちごでした。食べてみたら、つめたかったです。 すごくおいしかったです。また、食べたいなと思いました。こんどは、ちがうシロップのあじでもためしたいなと思いました。 |
○ 細評は、批正文を土台として、長所をさぐらせ、短所をちょっと直させます。
べたべたに直さすのではありません。ちょっぴり直すととってもよくなる。しっかり直すとい
うことを大事に考えて記述するように指導するわけです。(鈴木佑治先生)
○ 鈴木先生の教えにもかかわらず、「細評」は、かき氷のつめたさとシロップの話題にしてしま
い、ポイントを絞り切れなかった。子どもの心に迫る授業にはできなかった。
岩手 Masa.K

