今月(今週)の話題

今月(今週)の話題

11月の話題 1

特別支援教育と芦田教式(作文)  一般的な国語の指導方法で、発達障害などの特別支援を要する子どもたちへの教育は、できるのだろうかと思われる方も多いのではないかと思います。 今月、私は自分の芦田教式での授業経験から、この教式が発達障害...
今月(今週)の話題

10月の話題 5

鈴木佑治先生の御教壇から ー 2  今、わたしは、昭和34年度冬の会の鈴木佑治先生の御教壇筆録「さらの色」(筆録は春の会と合併号として作成される)を打ち込んでいます。 陶工喜三右衛門(初代柿右衛門)が、夕日に映える柿の実を見て、あの...
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10月の話題 4

鈴木佑治先生の御教壇から ー 1  笠原昭司先生が綴られている鈴木佑治先生御教壇の筆録は、昭和26年1月に福島県石田小学校で開催された、第5回国語教壇修養会の筆録が最初です。 鈴木佑治先生は、1年、3年、5年、6年の4つの学年で計1...
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10月の話題 3

「学習態度の確立(躾は学習の中で)」  鈴木佑治先生の御教壇の筆録を読みますと、「躾は学習の中で」というお考えが伝わってきます。 授業に集中して取り組もうとしない児童を厳しく御指導され、児童を叱り注意した後には、必ず叱られ注意された...
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10月の話題 2

芦田恵之助先生の納骨日の鈴木佑治先生の御教壇  笠原昭司先生が残してくださった綴りを打ち込んでいる中で、驚きと感動で胸を打たれた御教壇をお伝えします。 それは今から70年程前の芦田恵之助先生の納骨の日のことです。納骨する御遺骨を公立...
今月(今週)の話題

10月の話題 1

 私は今、会長さんが笠原昭司先生から引き継いだ「昭和26・27年のいずみ会筆録」や、同年に教壇行脚された「鈴木佑治先生の御教壇と参観された感想」、先達の「感想記等」の資料をパソコンで打ち直しています。 約70年以上も前に作られた資料で、わ...
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9月の話題 4

恵雨語録に学ぶ 4     ◎「共に育ちましょう」     この一語は、私の教育信念を標語化したものです。私は79の今年まで、人     心づいてから、思いを教育にひそめ、ようようこの一標語に到達しました。   「共育」は、師弟共に...
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9月の話題 3

恵雨語録に学ぶ 3  教材を読んでも、なかなか文章の心をつかめず、主題を一般化したり、相対的にまとめてしまったりしがちです。  ◎ 教材は、教師と児童の中間におかれる大切なものですが、その取扱いの如何によって、師弟    の心を養う...
今月(今週)の話題

9月の話題 2

恵雨語録に学ぶ 2  同じ教材を扱っても、前回と同じ指導はできません。その都度、教材を読み、心に響くものを探していきます。  ◎ 児童は一日として同一のものではありません。それは、自分が一日として同一のものでない    のと同じです...
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9月の話題 1

恵雨語録に学ぶ 1  現職時代、時間に追われ、文章の心も見えず右往左往する中で「恵雨語録-芦田恵之助先生の人と教育-」を手にしました。深遠で膨大な資料を、端的にまとめられたバッグに入る一冊は、芦田先生の考えと教式を実践しようとする私...