7月の話題 3

大切で素晴らしいこの国の言葉

 毎週金曜日、夜9時から1時間、NHKラジオ第一放送で、「高橋源一郎の飛ぶ教室」があります。高橋氏が、ある塾の興味深い話をされました。

・ 自由に書くことに取り組む
 塾の経営者は以前、中・高受験のための塾で指導していましたが、疑問を持ち、この塾を開きました。ここでは、好きなことを好きなように書くのが約束です。教式の作文と同じです。もしかしたら、この方は芦田先生(教式)についてご存じなのではと考えました。
 高橋さんは、子どもたちの姿に感動されたのですが、芦田先生の言われる「もとの力」が育っているのだろうと想像します。

 現在、学校現場ではIT化等で、授業の形も変わっているようで、難しいことも多いと聞きます。しかし、芦田先生の「国語教育は国家の存亡にかかわる」というお言葉を思うとき、子どもが必ず育つと分かっている教式は、時代の波に流されず、工夫を重ねながら守って行きたいと思います。
 私たちの覚悟が問われていますね。

      島根 Ⅿ.N