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今月(今週)の話題

8月の話題 3

詩 を 考 え る  詩を扱うには、詩情が大事と言われます。笠原先生が「詩的感情の乏しい者にとっては、理屈っぽく取り扱いがちである。ー中略ー考える手がかりは題目にある。ことばを丁寧に読み、よく考える。詩に親しむこと。」と述べています...
今月(今週)の話題

8月の話題 2

題 目 か ら 考 え る  第一次指導は、全課の概観把握です。読んだ後、題目を板書します。第一問を子供達はじっと待っています。子供達の心に響く無理のない、意欲の高まる問いの工夫は、題目から始まります。 例えば「たんぽぽのちえ」では...
今月(今週)の話題

8月の話題 1

考 え る 授 業  芦田教式を何も知らず、初めて授業を見た後で、事務局の倉員先生に質問しました。「なぜ子供達の挙手が少ないのか。」「なぜ先生方が同じような指示を出すのか。」 全ての手続きや指示が子供達のためであることも分からな...
今月(今週)の話題

7月の話題 4

正風護持を心して  芦田教式の思い出 ④  第138回国語教壇修養会は、7月27日28日に筑波大学附属小学校での開催となりました。  芦田先生ゆかりの東京高等師範学校附属小学校(現筑波大学附属小学校)での「芦田恵之助先生没後7...
今月(今週)の話題

7月の話題 3

型に導かれて  教式の思い出 ③  芦田先生の著書で、私が第一に紹介する文章があります。この文章は私の心にストンと落ちました。それは、芦田教式は指導者と学習者の問答形式(「二とく」「六とく」)で進める一斉指導でありながら、学習者自ら...
今月(今週)の話題

7月の話題 2

読む活動に魅せられて  芦田教式の思い出 ②  私が芦田教式に取り組めたのは、国語科指導を単純化した「七変化の教式」で示されているからでした。この「型」があることで、新任時代の私であっても指導の手がかりがつかめました。退職してからも...
今月(今週)の話題

7月の話題 1

出合いを喜びて 芦田教式の思い出 ①  私の芦田教式との出合いを決定づけたのは、竹田小学校で開催された国語教壇修養会での感動でした。会へは2度目の参加で、28歳の時でした。第80回国語教壇修養会(芦田先生30年忌、鈴木先生13回忌に...
今月(今週)の話題

6月の話題 4

   教式に支えられ、育てられて  教職経験16年目。ある程度の経験を積み、一通り仕事をこなせるようになった時、A児を担任しました。多動で知的障害(3歳児程度)もありましたが、保護者の強い希望で、38人学級の一員となりました。 管理...
今月(今週)の話題

6月の話題 3

   読 む 「教材をいくら読んでもわかりません。どうしたら良いですか。」先達の答は、常に「読むことです。」のひとこと。教式では、読むことを ” 自己を読む ” と言います。ひたすら読んで読んで読みぬくしかありません。 そのためにい...
今月(今週)の話題

6月の話題 2

   これからどんな絵を描くのだろうか 昭和50年7月、東京都杉並区立桃井第一小学校で開かれた国語教壇修養会に初めて参加しました。真夏の体育館には氷柱が何本も置かれ、屋根に水をまくほどの猛暑です。 私はそこで人生を決める授業に出会い...