今月(今週)の話題

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1月の話題 5

内 に 慙 づ(うちにはづ)  唐代の書論「書譜(しょふ)」(孫過庭)に、中国の書聖・王羲之(おうぎし)とその息子・王献之の逸話があります。 王羲之が都に行く時、壁に書を記した。それを子の献之(敬)が消して、自分で書きかえ、悪くない...
今月(今週)の話題

1月の話題 4

倉 員 先 生 を 偲 ん で  芦田先生の孫としての矜持を持ち、いずみ会の屋台骨として、会のために一生を捧げられたといっても過言ではありません。1月26日が1周忌になります。 先生はチャキチャキの江戸っ子という感じで、何事にも歯切...
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1月の話題 3

作 文 の 想 い 出   1年生を担任した時です。入門期の指導から入りますが、子どもたちが、だんだん力をつけていく中で、一人だけ「あああ……」「いいい……」と五十音だけを書く児童がいました。焦る気持ちもありましたが、そのまま五十音...
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1月の話題 2

メ ッ セ ー ジ カ ー ド  杉田先生は70歳を過ぎても国語教壇修養会の壇に立たれました。厳しい修養に裏打ちされたその姿は、凛として実に美しいものでした。 修養会で雑談の折、先生からおうかがいした話です。 先生が退職後、ある学校...
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1月の話題 1

先 人 の 道 を ふ む   明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年は第138回大会が開催され、大きな学びと出会いがありました。今年はさらに深めていきたいと思います。  むずかしいことをやさしく  や...
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12月の話題 3

先 達 を 想 う  昭和51年の、「いずみ会」冬の会(第71回教壇修養会)は、茨城県大宮町立大宮小学校(現ひたちなか市)に於いて行われた。 先達と呼ばれる、東京・助松太三先生、宮城・笠原昭司先生、青森・安達孝之介先生など、高弟が、...
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12月の話題 2

 未 見 の 師、鈴 木 佑 治 先 生  「いずみ会」の創始者である鈴木佑治先生のお名前を知ったのは、いずみ会に入ってからのことであった。芦田先生の孫の倉員富美子先生より、「『鈴木先生は、カラスの鳴かぬ日はあっても、私が、芦田先生...
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12月の話題 1

教 聖 芦 田 恵 之 助 先 生  昭和48年の初秋、「大阪恵雨会」の林田勝四郎先生の『千林通信』に芦田先生の愛敬という一文が掲載されていた。     愛 敬( あいぎょう )  若し教師が求むるままに、一心に読み、一心に聴き、...
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11月の話題 6

いずみ会に学んで  いずみ会を知ったのは、教員になって3年目、転勤した学校で東京いずみ会に参加している先生と出会ったからです。 当時、東京いずみ会は毎月第2土曜日、学期末のみ第1土曜日に開かれ、教材実習と授業の会がありました。指導者...
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11月の話題 5

かけがえのない「ご縁」に感謝                 初任の時から「子どもたちが分かる国語の授業が出来るようになりたい。」と願い、いくつかの国語の研修会に参加していましたが、「これだ。」と思える指導法は見つかりませんでした。...