3月の話題 4

感想文に学ぶ ④

 照沼先生から「オショス」がらずに感想文を書くように勧められた寺門芳先生は鈴木先生の雰囲気を次のように記されています。

○ 雰 囲 気

 先生は、にこにこしながら静かに教室にお入りになります。こんなことは簡単であるように思いますが、決してそうではありません。その日の子供達との結びつきの良し悪しも、朝の雰囲気によるものだと思います。「にこにこ」とするだけで教室の中は非常になごやかになり、子供も落着いて、しっかり勉強が出来るのだと思います。
 教室に入っていくなり、「こらっ。」などと、声を大にして子供を静かにさせているのをよく見かけます。否、そういう自分も自己を忘れて叱ったものでした。今更恥ずかしくてたまりません。この和やかな雰囲気を作るということは子供に安心感を与えると思います。
 教師もまた温かな雰囲気の中で自省できるのです。
     担当 岩手 M.K