今月(今週)の話題

今月(今週)の話題

6月の話題 4

愛について  向田邦子さんの作品に、小学校4年生時の思い出を書いたものがある。クラスに片足の悪い子がありIといった。Iは足だけでなく片目も不自由で、背も飛び抜けて低く、勉強もビリだった。性格もひねくれていて可哀想だとは思いながら、担...
今月(今週)の話題

6月の話題 3

修業と修行  かって、「いずみ会」の先達から、修業と修行の2つの、シュギョウがあり、「私たちは、修行(卒業のない)です」と、教えられたことがある。 厳しいことで知られるシュギョウに「禅」がある。 沢木興道という禅僧がおられ、寺を持た...
今月(今週)の話題

6月の話題 2

敬 師  矢野橋村という南画家がいた。明治23年に生まれ、昭和40年に74歳で没した。 18歳の時、砲兵工廠の職工となり、夜、自分の時間が持てるようになると、早速当時の大阪画壇の重鎮、南画派の永松春洋の門に入れてもらい、必死の努力を...
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6月の話題 1

作  文   文学は、もの言わぬ神の意思に言葉を与えることだ。       芹沢光治良国民的作家芹沢の文学に対する立言である。 以前、小学校の「学習指導要領」国語では作文に、三分の一の時間を取るよう記載されていたと記憶するが、今はど...
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5月の話題 4

芦田先生の「小学国語読本と教壇」より その4 「修行として教科書を読む」 ・私は小学国語読本を一学年の国語教材と見ないで、永久に私の修養書と見たいと思う。・国語は、思想交換の具である前に、真心からほとばしる第一義のものでなけれ...
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5月の話題 3

芦田先生の「小学国語読本と教壇」より その3   「感想」と「発表」<国語教育の第一義を見失ってはいないか>  国語教育は、ことばにこころを読む修行、こころをことばに綴る修行だと信じてほしい。この信のないところから、国語教育が...
今月(今週)の話題

5月の話題 2

芦田先生の「小学国語読本と教壇」より その2    「競争心」と「自制心」 放漫な競争心 人が一度、他に勝たんとて遠くを見ると、心は必ず脚下を離れる。そうした時には老若男女すべてあさましいものにかわる。絵を見せても、事を問うても、我...
今月(今週)の話題

5月の話題 1

芦田先生の「小学国語読本と教壇」より その1 教壇へ ここが教師の働くべき真の天地だ。いくら深く学理を研究しても、これを教壇へという工夫と努力と修行がなかったら、学者としては尊くても、教育者ではない。教育者の磨いても磨かなければなら...
今月(今週)の話題

4月の話題 5

恵雨語録に学ぶ 19
今月(今週)の話題

4月の話題 4

恵雨語録に学ぶ 18