…… 小学校の国語の授業を考える ……
「師の面影」 平成11(1999)年8月20日 いずみ会編より
芦田恵之助先生 教壇記録 5年「雨の中」 岩手県沼宮内小学校 昭和25年10月10日
「師の面影」は、芦田恵之助先生還暦記念随筆集(小樽市尋常緑小学校編)
と芦田先生の御指導を仰ぐ記(遠藤與治右エ門 筆録)で編まれています。
下記の「雨の日」の筆録は、
恵津森悦郎元会長さんが手元に残っていた謄写版刷り資料を復刻して下さったものです。
戦後、芦田先生は教式をいろいろ試されています。
その一つがこの記録です。
この記録を読み、教材文を読むということの本質を考えさせられました。
如何でしょうか、共に考えていきましょう。
芦田先生は、鈴木佑治先生に
「いろいろ試してみたが、七変化の教式に戻ってみると子どもが大層喜んでくれた」
と七変化の教式の価値を話してくださいました。
いずみ会は、その正風を後世に伝えようと鈴木先生が始められた国語教壇修会です。