一昨年から2年続けて、同じ小学校で2年生の作文の授業をさせてもらいました。
1年目も2年目も、夏休み明けの授業でした。
印象に残ったことを書いて、5月の話題とします。
※令和6年、令和7年のミニ修養会筆録をお持ちの方は、ご参照ください。
作文授業の苦い思い出
およそ30年前の教壇修養会でのこと。優良文に予定していた女児に、朗読を断られた。当時、いつも進行係をされていた倉員先生が、無理強いするなと首を横に振ってくださった。代わって読むことすら嫌がったので、その作文のよさに軽く触れて終わりにした。
約20年前に行われた勤務校での教壇修養会。事前にさせてもらった記述の時間、1行も書かない男児がいた。沢庵石で頑張った。その批正の授業も終えて迎えた夏休みの修養会。参加を希望してきたので今度こそはと期待したが、そのときも1行も書けなかった。
どちらも2年生での授業だった。
賞味期限
「文話」の材料は、子どもの書いた生きた文から選ぶのがよいとされる。
一昨年の授業の時は、市の文集に掲載された当該校の児童作文から、地域の公園や文化施設などの話題を拾い上げて、文話に入れた。
2年目の授業では、ゴールデンウィーク後に書いた絵日記のコピーを送ってもらい、文話の材料にした。今度こそと意気込んでみたが、子どもたちは、それを書いたことすら忘れていた。
夏休み後に5月の連休明けの話題では賞味期限が切れていて、子どもたちには「生きた文」ではなかったようだ。
先達の筆録を視写
令和6年6月のリモート学習会で、倉員先生の作文の筆録と、笠原先生の作文教式の話について学ばせていただいた。これに刺激を受け、先達の筆録を視写してみようと思い立った。
倉員先生(昭和53年守口市立梶小2年)、笠原先生(平成7年宮城県東和町立嵯峨立小3年)、 そして、芦田恵之助先生(昭和9年東京市立滝野川第一小4年、同年小樽市立緑小4年)の筆録を「文話」「文題発表」「記述」に分けて視写した。
授業を拝見したような気持ちになり、子どもたちとの具体的な受け答えなど、たいへんよい勉強になった。
文話
地域のことを知らないよそ者が、作文の授業をすることには難しさがある。
作文(綴り方)の本質を踏まえられた先達の文話は、とても参考になった。
「見・聞・話・思」と板書して、「目・耳・口」を使って「心」が分かる作文がいいね、という文話をして、文題発表に入った。
岩手 Masa.K

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